1.EPS保温板――熱エネルギーの散逸を阻止する主要な障壁として、寸法の規格は普通は600×1200mmである。
2.粘着層--塗耐可の多機能のベンゼン板ゴムを採用し、十分な粘着力を提供する。
3.ガラス繊維網―-アルカリに耐えられる玻繊網を採用し、その規格は160g/平方、 340g/平方、670g/平方などの多種の規格があり、上塗りの防裂効果を強める。
4.粘着層--塗耐可の多機能ベンゼンのゴムを採用して、全体が粘着し、防水、抗裂、効果を保証する。
5.飾面層-―塗耐可の弾力性質感の塗料を採用して、EPS板とよく弾力性をマッチングすることができて、お客様のために多種の模様と色の選択を提供する。

ハルピンの東方集団欧州新城はTERRACO外壁保温システムを採用した。

典型外壁絶縁及び飾面システム:
①―壁体 ②―粘着剤 ③―保温層 ④―粘着整平層 ⑤―加強繊維網 ⑥―飾面層

立面効果図
外壁塗料   ベンゼン板粘着剤   繊維網   ベンゼン板粘着剤   繊維網
ベンゼン板粘着剤    ベンゼン板


1、保温層:EPS(ベンゼン板)
ベンゼン板は熱エネルギーが散逸する主要な障壁として、その熱伝導係数は低いので、保温システムの中で広く利用されている。EPSの厚さは現在国家の標準的な[民間建築熱工事設計規範]の要求に合う。

ベンゼン板の主な技術性能の指標

項目
単位 指標
密度 最小 ㎏/m3 >=18.0
最大 ㎏/m3

<=20.0

伝熱係数

w/(m.k)

<=0.042
抗圧強度

KPa

>=69

抗引強度

KPa

>=103

抗曲強度

KPa

>=172

剪切模量

KPa

>=2758

体積の吸水率の

%

<=2.5

寸法の安定性

%

<=2.0

酸素の指数

%

>=30

火炎拡散指数

<=25

煙密度指数

<=450

板の幅Xmm

mm

<=1200X600

補修天数 天然補修

D

>=42

蒸気補修

D(60℃恒温)

>=5

溶結性 断裂湾曲負荷

N

>=15

湾曲変形

mm

>=20


2、粘着剤:粘着方式を採用して、ベンゼン板を固定する場合、粘着剤の強さの指数はシステムの安全と信頼を保証する決定的な要因となる。
粘着層は主に二つの負荷を受ける。
①受引(受圧)負荷
②切り取り負荷
それで、粘着剤の抗張力と切り取りの強さはシステムの働きに対してとても重要なのである。
粘着剤の主な技術性能の指標

項目 指標 備考
抗引粘着強度 原強度

>=1.0

常温常態 14d
耐アルカリ強度

>=0.6

常態 14d, アルカリに浸る 4d
耐水強度

>=0.6

常態 14d, 水に浸る 7d
圧剪粘着強度 7日間強度

>=1.5

常態 7d

耐水強度(7日間)

>=0.9

常態 7d, 水に浸る 24h

28日間強度

>=1.7

常態 28d

耐水強度(28日間)

>=1.7

常態 28d, 水に浸る 24h


3、増強ガラス繊維網:
主に上塗りの抗裂強さ、抗衝撃強さ、各種の外部条件の変形に適応する能力を強める;同時にガラス繊維の網はより強いアルカリに耐えられる性能がある。

ガラス繊維網の主な技術性能の指標

項目 指標

標準網 加強網
標準網眼寸法 mm

3.5X4.0

5.5X5.0

公称単位面積質量g/m3

>=139

>=678

抗引強度 経向

667

3336

経向

667

2446

耐アルカリ抗引強度 経向

534

2668

経向

534

1956

耐アルカリ抗引強度維持率% 経向

>=80

>=80

経向

>=80

>=80

 

施工技術図解
図1   勒脚処理方法
加強網    辺部回包網   標準網   背  背水坂   密封
図2   陽角処理方法
転角増強繊維網

図3   陰角処理方法
図4   ドア、窓の穴口ベンゼンの板の配列と網増強略図
図5   ドア、窓の穴口の処理方法
図6   変形隙間の処理方法
図7   頂部処理方法1
図8   頂部処理方法2
図9   頂部処理方法3
図10  装飾筋模様の作り方1   ベンゼンの板  増強網   標準網   
各工程によって設計する
図11  装飾筋模様の作り方2   (直径は厚さDによって決められる)
8木ねじ+50ワッシャー、中距900

ベンゼンの板は予制または現場加工で形を設計し、貼り付けまたはねじで固定する。
線の形は各工程によって設計する